近鉄奈良駅近のならまちおすすめ和風カフェ　茶房【六坊庵】絶品わらび餅

ならまちには老舗の和菓子店や、古民家を改装したオシャレなカフェがたくさんあります。

近鉄奈良駅から徒歩で15分ほどで素敵な昔懐かしい風情ある街並みに行くことができるのが魅力です。

今回はその中でもイチオシの歴史ある　寧楽菓子司　中西与三郎さんに行ってきたのでご紹介します。

茶房「六坊庵」

和菓子が並べられているショーケースの店舗奥に進むと、天井の高い店内で、アンティークな調度品が置かれ、歴史を感じることができます。さすが大正２年創業の和菓子屋さんという雰囲気でした。

さりげなくいけられた一輪挿しもホッとひと息つけるおもてなしで気遣いが感じられます。
靴を脱いでお座敷に上がるので、歩き疲れた脚を休めるにはとても良かったです。
とてもタイミングが良かったのか他のお客様も少なく、お中庭の見えるテーブル席でゆっくりと味わうことができました。

本当はこちらで「中西与三郎」アフタヌーンティーをいただきたいと思っていたのですが、完全予約制ですでにいっぱいだったので次回の楽しみにしたいと思います。

夏場には、甘過ぎず、凝り過ぎない程よい大きさのかき氷もオススメで人気メニューになっています。

ぜんざいほうじ茶セット

こちらのぜんざいは秋、冬限定なのですが、ギリギリいただくことができました。（単品850円）

小豆が程よく粒感が残るように上品に炊かれていて、あっさりしたお味のぜんざいです。香ばしく焼かれたお餅はこれもまたしっかりともっちっとしていて、食べ応えがありました。
お餅にもこだわりを持って作られている感じが歯応えから伝わってきました。
スイーツというより、しっかり一食ぶんになるかなと思います。

甘味と塩味がバランスいいのはさすが老舗という感じでした。

わらび餅ほうじ茶セット

こちらは人気メニューの一つで、大和茶わらび餅を注文しました。（単品720円）

通常見かけるわらび餅より、きな粉も控えめでわらび餅本来の美味しさを堪能できます。大和茶のほろ苦さと上品な甘さを両方とも楽しめる一品です。抹茶味のわらび餅とは一味違う贅沢だと思います。

わらび餅の食感はぷりぷりしていて甘過ぎず、歯応えがありこちらも満足感がありました。

求肥と粒あんもトッピングされていてわらび餅の合間に食べることでよりわらび餅のぷりぷり感を楽しむことができました。

ほうじ茶にもよくあうので、わざわざお抹茶セットにしなくても美味しくいただけると思います。

老舗の間違いなく納得できる和菓子に出会える六坊庵は日常から離れた癒しを与えてくれるので、奈良の散策の良い思い出になると思います。ぜひ寄ってみて下さい。

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